
『りあかる!RealFoodCulture』を作った理由
なぜ「本物」を探すようになったのか

そもそも僕が「本物志向」になったのは、何度も裏切られてきたからだ。
本場風だと信じて食べた料理。
その土地に思いを馳せながら口にしたはずの一皿。
でも後から知ると、それは日本向けに大きくカスタマイズされたものだった。
その瞬間、外国の人々や文化がより遠く感じられてしまった。
食は、文化の一番近い入口
たくさんの文化を知りたい。
もっと、他者を理解したい。
その地に身を置き、他者理解をすることは、平和に繋がるだけじゃない。
自分の視野を広げ、目の前のなんてことの無い景色を、より豊かに彩る。
初めは口に合わないかもしれない。臭く感じるかもしれない。
「不味い、臭い」というのは簡単だ。
でもその味も、香りも誰かが大切にしているもので、僕たちはそれを理解するよう努めるべきだと思う。
排除するなんてもっての他だ。
理解した上で、その食との付き合いを考えればいい。
日本風が悪いわけじゃない

もちろん、日本風にカスタマイズされたものも素晴らしいのはわかる。
世界の「本物」の食文化も、元はと言えば「偽物」だった。
正直に言えば、タコスやペペロンチーノなど、僕自身がその土地に興味を持ったきっかけはほとんどが日本風の料理だった。
もし最初から完全な本場の味だったら、
好きにならなかった料理も、きっとたくさんあると思う。
日本風は入口として、とても優れている。
それでも「誤解」は残したくない
ただ一つ、譲れないことがある。
その土地で長く愛されてきた料理には、
愛され続けてきた理由が必ずある。
そして、いつかその理由が分かり、
「自分もこの味が好きだ」と思える日が来る。
そのときに、誤解があってほしくない。
誠実なコミュニケーションの土台は、正確な理解だ。
「知っていること」は、誠実であるための第一歩だと思っている。
このブログで実現したい夢

このブログでは
- より本場に近い食べ物
- その背景にある文化や歴史
- 現地での位置づけや意味
を、できるだけ誠実に伝えていきたい。
将来的には情報だけでなく、
本物志向の人たちに、味や製品そのものも届けられるようになりたい。
食を通じて、人と人が近づき、お互いを理解する。
それぞれの文化が尊重されながら発展していく。
それが、僕の現実的で、手の届く夢です。


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